開発チームでOSTをやってみました!

こんにちは、開発部門の採用や組織改善に携わっている寺尾です! 今回8/9に開催したオフサイトMTGで、OSTをやってみたので、その内容を記事にしたいと思います。

オフサイトMTGの詳細についてはこちらの記事をご覧ください!

techblog.baseconnect.in

はじめに

午後からは、はじめて開発チーム全体でOST(Open Space Technologyの略)をやってみました。OSTの特徴は、用意されたアジェンダはなく、参加者が主体となって対話を進める点です。

参加者自身がディスカッションしたいと思っているアイデアや課題などを自由に持ち寄り、自分達で話すテーマを決めることが出来ます。詳しいやり方は、今年のはじめに参加した、スクラムのカンファレンス「Regional Scrum Gathering Tokyo 2023」での体験をベースにさせてもらいました。

狙い

OSTを取り入れた理由としては、リモートメインの働き方をする中で、チーム全体で意見を出し合ったり、自発的なアイデアを直接共有できるような機会が減っていたので、チーム内の交流や意見交換、そこから次のアクションに繋がるようなきっかけ作りになればと思い、実施しました。

実際にやってみてどうだったか

OSTは、雛壇のような階段が連なるオープンな場所に移動して行いました。 (事前の会場見学で、実施するのにぴったりなのでは!と思い、選んでいます😁)

まずは動画を流し、イメージを深めてもらいました。

次にスライドを使って、具体的なやり方について説明していきます。

そして、いよいよ話したいテーマを考えてもらう時間になりました。今回は大きな枠組みとして「Baseconnectの開発チームに関すること」であれば何でもOKとしました。1人、最大1テーマとし、書けたメンバーから前に出て順番に発表してもらいます。

どんなテーマが出てくるんだろう?とドキドキしていましたが、

- 「品質とは」「クオリティを上げるには」
- 「より良い開発チームになるための行動規範」「どんなチームになりたい?」
- 「How to be good leader」
- 「開発プロジェクトにアジャイルを使うべきなのか?使わなかったらどうするべきか?」
- 「Baseconnectの開発チームで探求していくべき技術とは」「開発チームとして作りたいサービス・プロダクト」

など、沢山の面白そうなテーマが出てきました!

そこから、全員で集まったテーマを見ながら、1ターン20分×2のタイムテーブルを作っていきました。「このテーマと、あのテーマを一緒に出来そう!」など、声が上がり、すでに参加者皆で作り上げるOSTの雰囲気が出ていて、とっても嬉しかったです。

タイムテーブルが決まってからは、テーマごとの主催者が、設置したイーゼルパットの元に集まり、いよいよディスカッション開始です。それぞれが興味のあるテーマに集まって、付箋を使って、意見を出し合いながら会話が進んでいきました。

  • 自分はこういう考えを持ってるけれど、皆はどう思う?
  • 〇〇という考えがあるけど、こういう意味を持たせられるんじゃないか?

など、様々な視点からの意見や考えが交わされて、大盛り上がりでした。

さいごに

今回、社内ではじめてのOSTを開催するにあたって、運営メンバーで予行練習をしつつも、やってみないと分からない要素が多かったのですが、実際に開催してみると、参加してくれたメンバー全員の協力の元、沢山のテーマが集まったり、ディスカッションも盛り上がって、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました!

開催後のアンケートからも、ポジティブなコメントをもらえて、感謝の気持ちで一杯です。

- 色んな人達と話せてとても楽しかったです。OSTはまたやりたいです。
- サービス・戦略をいかに大きく改善するか、いかに仕事を楽しむか、という様な前向きな議論をできたことが非常に良かったです。
- 場所がよかったです。案外みんなが話したいお題をもっていて、盛り上がってよかったです。
- リモートで一人で悶々と仕事をしているだけだとフラストレーションも溜まりやすかったですが、オフラインで皆と話せてとても楽しかったです。

また、時間内で話しきれなかった内容や、各テーマごとにどんな話題が出たのか?など、気になる部分も多かったので、開発チーム内で月1回開催しているDeveloper Closer内で共有会を実施することになりました。

実施後もこういった取り組みに繋げることが出来て、とても良かったと思います!

今後も色々なワークショップなどを試しながら、リアルでのコミュニケーションの機会も大事にしていけたらと思います。ありがとうございました!