おはようございます。こんにちは、こんばんは。 Baseconnectエンジニアの御園です。
今回の記事は、タイトルの通り、私御園が、Baseconnectで働きながら、どのような平日を過ごしているかの1例を文章化してみたものです。
新社会人の皆さんや、歴戦の皆さんも、他の会社で働いている人はどんな暮らしをしているんだろうと気になりがちなのが人間の性というものです。 後は単純に、他の会社のエンジニアはどういう生活をしているんだろう、などと気になっている方もいるかもしれません。
自分以外の人間の生活から得られる刺激、発見、あるいは共感。そういったものは時に、自分の生活のふとした寂しさを紛らわせてくれたり、あるいは単なる笑いを提供してくれたりしますね。
私の生活を覗いてみた時、あなたが感じるものは何でしょうか? 特に何の変哲もない独身男性のエンジニアの1日ですが、これを読み終えた時に少しでもあなたの印象に残るような記録になっている事を祈りながら、文章を書いてみるとします。
起床
私は残念ながら朝が得意ではありません。 おそらく、Baseconnectで働いている人達の朝が苦手ランキング上位に食い込むでしょう。
なので、私の朝は必ず何度かのアラームと一緒に始まる事になります。 「後n分も寝れる」という安心のまどろみが大好きなので、だいたい起きなければいけない時刻の1時間〜20分前にアラームをかけます。
そこから、起きなければいけない時刻に対して、徐々にスヌーズの間隔を狭くアラームをかけていくのです。
9:00 9:20 9:25 9:28 9:30 <= デッドポイント
ポイントは「必ずこれだけは飛び起きる」というアラームの音を自分の中で修業によって作り出し、デッドポイントにはそれで飛び起きるようにしています。 というわけで、いつも9:30頃に私は起床するわけです。
Baseconnectはフルフレックスです。6:00〜22:00の中で自分が働きやすい時間を選択する事が出来ます。極端な話もっと遅めに起きてもよいわけですが、バランスが崩れないように意識しつつ、前職の流れからだいたい10:00には仕事にIN出来るように起床します。 朝が得意ではないとの代名詞の如く、目覚めた直後はめちゃくちゃ眠たい顔をしています。
朝のルーティン
モーニングルーティンなんて動画が流行りましたね。
残念ながら、私はごく平凡な一般独身男性ですから、 has_special_morning_routine()
は false
な訳です。
まず、トイレに行き、洗面台に向かいます。眠たい顔を冷たい水で洗い、少し目を覚ました後、歯を磨くのです。
私は20代前半までは、朝の歯を磨く時間すら睡眠に充てたくてサボっていましたが、死ぬほど虫歯が出来て治療し、そして割とそれが痛かった経験から、ちゃんと朝もしっかり歯を磨くようにしています。
だいたい洗面台の前で歯磨きを始めますが、歯を磨いている間はリビングに戻り、テレビを付けてYouTubeを垂れ流します。内容はほぼ頭に入ってきませんが、歯を磨く手を動かしながら、人の声を聞くことで、徐々に頭を覚醒状態に持っていくのです。
そして歯を磨き終えたら……、おっと今日は特別です。 最近雨続きで洗濯物が溜まっていました。今日は曇りで怪しいですが、洗濯物を干さなければ限界そうです。 洗濯機のスイッチを入れて、洗濯のタスクを洗濯機に委譲します。引数は洗濯用洗剤です。
ここまでが、朝私がいつも行うことです。特に何も面白くなかったでしょ?見事に return false
でしたね。
午前のワーク
ミニクロワッサンと、健康を意識して豆乳を朝食にとります。 リビングのテーブルにMac Bookを開いたら、仕事モードに頭を切り替えます。
Baseconnectは、リモートベースという、最もパフォーマンスが発揮できる場所を選択出来るという働き方を導入しているので、オフィスもありますが、基本的には自宅の人が多いです。私はオフィスまで徒歩数分の所に住んでいるのですが、本日は洗濯もしたいのでリモートで作業をすることにしました。
Slackの勤怠連絡チャンネルで開始を告げ、freeeで出勤のボタンを押した後、1日のスケジュールをGoogleカレンダーで確認しておきます。また、タスク管理ツールで自身のタスクを再確認し、1日に何をするかを組み立てておきます。
人によって違うと思うのですが、私は午前中はだいたい確認作業や、各種連絡、資料作成の時間に充てることが多いです。あまり午前中にコードを書くことはしません。 この日は、GitHubでレビューを行い、またそれ以外でも技術レビューがあったのでそれを行います。
各種更新されている重要な資料を確認し、連絡が急務なものがないかを振り返ります。 リモートベースでは連絡の取りこぼしがあると仕事に差し支えるので、気をつけないといけないところな訳です。
私の所属している開発チームは、スクラムを取り入れています。1日の始まりの時間に、「デイリースクラム」が行われます。そこでは、開発チームメンバー内で、昨日やったことと今日やること、困っていることを共有します。
場合によっては、困っている事を解消するために、直後ペアプロやモブレビューなどが差し込まれます。この日は11時から。だいたいMeetで行われます。 デイリースクラムに出席し、私も上記の事を共有し、その日は何事もなくデイリースクラムは終了しました。
おっと、洗濯機の音が
デイリースクラムを終えた後、洗濯機の洗濯タスクが end
していました。例外を吐くこと無く無事に終了しているようです。離席する旨を勤怠連絡チャンネルに書き込み、freeeで休憩処理をした後、洗濯物を干しに向かいます。
バスタオルを干している時に、外に居る学生が傘をさしているのが見えました。小雨が降ってきたようです……。しかし、今日干さねば限界です。これ以上洗濯物をstack
にqueue
出来ないため、洗濯物を干すことを敢行します。
結果として、干しきった時に雨はやんでおり、曇に戻るどころか晴れ間が見えていたので勝利です。私は全体的に晴れ男なのです。
昼食
洗濯物を干した後、またワークに戻っていましたが、お腹が空いてきました。お昼時です。お腹が空くと人間は能力を十分に発揮できません。なので、私はしっかりとお昼は取るようにしています。
一人暮らしだからといって横着する事はせず、自炊していますが、お昼はそんなに手の混んだものはつくりません。この日のメニューは、明太子のお茶漬け、ウィンナー、スクランブルエッグ、チンゲン菜のごま油炒めです。
is_alone
が true
なので、見栄えなど特に考えず、洗い物効率を考えて食事をします。この日は炒めものしかしていないので、そのまま菜箸で食べました。だいたい昼食のお供はYouTubeです。
昼食を食べ終えると、しばらくそのままYouTubeを見、時間になると洗い物をします。 そして時間になったら午後のワークを開始します。気分を変えるために、リビングのテーブルから、デスクトップPCを展開しているテーブルに移動するなどします。
午後のワーク
休憩から戻った時に私がやることは、Slackの一通りの確認です。メンションなど以外も、割と細かく確認します。自身に緊急でない連絡なども、他のチームの仕事の流れを掴むのに目を通したり、あるいは他愛もない雑談が出来そうであれば、即座に突っ込んだりします。
リモートベースではFace to Faceで話す事が少ない分、雑談のきっかけも生まれず、結果として絡みが少なくなったりするので、そこは積極的に意識をしていきます。確認が終わると、午後はコーディングを含めた作業に重きを置いてワークしていきます。
技術的知識のインプットや、比較的かなり頭を使う作業を午後に置くことが多いです。 私は最近関わっているプロジェクトの都合上、かなりの量新しい知識を仕入れることが多く、この日もTypeScript関連の知識を膨大に習得しつつ、プロジェクトへのアウトプットを進めていきます。
ところで私は音楽を聞きながらノリノリでコーディングをすることが多いです。 聞いてる歌詞を口パクで歌ったりしてしまうことがあるのですが、オフィスでそれをやると不審者に思われるので、リモート冥利に尽きます。ただ、さらに深部にまで思考が潜る時は、逆に何も聞かず、雨の音等を聞いたりします。
そして空中をただずっと見つめたりする訳です。何も考えてないわけではなく、見つめている空中に様々な情報が空想でビュンビュン飛び交っているわけですから、やはりこれも他の人からすれば不審者です。つまり仕事をしている時の私は不審者な訳です。 セキュリティソフトから言わせれば、 suspicious object
な訳ですね。ですが、エンジニアならきっと誰もが経験してるはず。
仕事に詰まった時は...
一人で仕事をしていると、煮詰まってしまってどうしようもない時があります。BaseconnectのSlackには面白い機能があり、「いでよ」と発言すると即席のMeet URLが発行されるのです。
MTGが入っていなければ、チームメンバーが助けてくれます。良く詰まった時はモブプロやモブレビューをします。また、オフィスに居る時は、近くに居るチームメンバーとホワイトボードを使って議論したりします。
チームメンバーと話しながら、考えを言語化するというのはとても良いことです。 頭の中のもやもやが整理され、結論が整頓されます。
合間の休憩
作業の一区切りがついた段階など、作業の合間には小休止を挟むことがあります。 伸びをしたり、水分補給したり。 Baseconnectのオフィスには共有スペースに誰もが飲んで良いコーヒーや紅茶、あるいはチロルチョコなどが用意されています。
乾かぬ洗濯物
日が沈み始めたので、洗濯物を取り入れるときです。晴れというよりかは曇りでしたので、やはり洗濯物が乾ききることはありませんでした。晴れ男敗北です。
state
は wet
ですが、仕方なくCtrl+C
で洗濯物を取り込みます。
私の部屋の浴槽は洗濯乾燥室も兼ねていますから、そこに干して2時間ほど追加で乾燥をかけることにしました。
1日のワークの締め
私の所属している開発チームでは、夕方頃に「夕会」というMTGを行っています。 これはMTGといってもそんなにお硬いものではなく、チームでのコミュニケーションを深める目的のものとなっています。
普段はトークテーマを決め、それについて雑多に話す場になっていますが、週1でこの夕会の時間でCode Golf(いかに短くコードを記述出来るかを競う)を行うことになっています。
そしてこの日はCode Golf、テーマを適当なサイトから持ってきます。チームで業務に関係ないコードを書いて、お互いに見合うのは面白いです。また、汚くてもいいので短く書くという観点は、普段の業務では得られないような気づきを時に提供してくれるので、いい刺激になります。
夕会が終わったら、取り掛かっていたタスクに一区切りついたところで、大体その日のワークを終えます。
勤怠連絡チャンネルに書き込み、freeeで処理をして終了です。だいたい私は19:00〜20:00頃にワークを終えることが多いですが、これも人によってまちまちですし、用事がある日は17:00頃にはもう終えて外出、なんてこともあります。
整骨院へ
いつもはお腹がもうペコペコなので夕食を作り始めるときですが、この日は整骨院の予定があったので整骨院へ向かいます。私はずっと姿勢が悪い状態で仕事をしてしまっていたので、整骨院で調整をしてもらうのです。私自身がプログラミングコードだとしたら、整骨院はコードフォーマッターですね。
また、この日は鍼も打ってもらいました。私はエンジニアですから、自分の身体が治っていくのを客観的に観察するのが凄く面白いので、私自身に針が刺さっている様子を写真で撮って見せてもらいました。
夕食
整骨院から帰ってきました。もうお腹がペコペコで今私の身体にガーベジコレクションを走らせても何も起こらないでしょう。夕食の支度に取り掛かります。
予め解凍して ready
状態にしておいた鶏ささみを使用し、この日は鶏ささみの唐揚げ、豆腐、レタス、トマトを夕食として摂りました。
いつもはトマトはちゃんと切ってるのですが、たまにまるごとかじりつきたくなるときがあり、この日はまさにそれでした。身体の事を考え、よく噛んで食事をします。やはり食事のお供は、だいたいYouTubeです。
夜のルーティン
夜にやることは大体決まっています。
- プログラミングか技術的な勉強
- 作曲
- ゲーム
- 筋トレ/散歩
私はだいたいこんなものです。この日は整骨院に行った後なので、筋トレと散歩はしません。食器洗いや洗濯物を整理した後、技術ブログ等に目を通すことにしました。
is_alone
が true
なので、気兼ねなく一人の時間を過ごせます。プログラミングし始めると楽しくなっちゃって時間が飛ぶので、程々にします。一方、寂しくなった時は時折Discordで通話しながらゲームなどをやります。別に何にも特別な事はなく、Twitterもダラダラと見たりしますし、YouTubeを垂れ流しながら過ごします。
やはり、夜も has_special_night_routine()
は false
でしたね。
就寝
だいたい1時頃には必ずベッドに入っています。寝付きがあまり良くない方なので、早めに就寝体制に入っておくことが重要なのです。これは、Mac Bookを開いた直後にdocker-compose up
をするのに似ていますね。
ベットに入った後は、少しだけスマホを触ります。といってもそんなにガッツリは触らず、連絡等の確認や、Twitterを少し見るだけです。私は雑音があった方が寝れるタイプなので、30分ぐらいの動画を音を小さく流しておきます。
寝る前は割と1日のうちにあった反省点を強く反芻しがちなのですが、これだと寝付けないケースがあるので、出来るだけ楽しいことを考えるようにしています。睡眠へのコンパイルが通ったら、後は夢の中。楽しい夢を見れるように願いつつ、私の1日は終わりです。
Outro
どうでしたか? 共感するところ、出来ないところ、はたまたいろいろな感想があったと思います。 少しでも皆さんの脳裏に関心を残せたなら、私も記事にした意味があるというものです。
ここで紹介したのは私の平凡な1日ですが、Baseconnectでは序盤に述べたようにフルフレックスフルリモートなので、実に様々な生活体系があります。理想の生活を実現するためにフィットする職場を探しているエンジニアは、以下の採用ページを覗いて見ましょう。