SCRUM FEST Osaka 2022 に参加しました!イベントレポート2

メガネひげ面、のび太型サブマネージャーの、富田と山本が「SCRUM FEST Osaka 2022」に行ってきたよ!

ほう、なんとこなれたオン・オフハイブリッド型カンファレンス! ちょっとまて、これって会場に来る必要あったのか?(伏線)

印象に残ったセッション(山本版)

フルリモート下でのチームビルディング

推進するフルリモートの中で、カルチャーを大事にしながら、ポテンシャルが発揮できる場をどう醸成するのだろうか...最近はずっとそんなこと考えています。

参考 → Scrum Fest Osaka 2022 フルリモート下でのチームビルディング

チームメンバーを巻き込んでロードマップを作成・アップデートする

メンバー全員が現在地を認識し、目的地を共有しながらロードマップを調整する。そのことでオーナーシップが生まれそうだ。

組織作りと個人の成長の両方に役立つワークシップ

相互理解を深めるワークショップ、たとえば「バリューカード」や「スキルマップ」。

実は弊社でも「※オフサイトMTG記事」のアイスブレイクでバリューカードをプレイしてみました。 むちゃくちゃ盛り上がったし、メンバーの意外な一面を発見することができました。

うむ

チームという土台の上に「成果」を積み上げていく... チームビルディングとは、チームで最大の成果を出すための土台作りである

私たちの土台とはなんだろうか?

モブとソロを織り交ぜてハイアウトプットなチーム開発

ソロワーク、モブワーク...組み合わせて、良いとこ取りをしてアウトプット増大! 言うには容易いが、その運用の知恵には「ほうほう、なるほど」

参考 → モブとソロを織り交ぜてハイアウトプットなチーム開発

ソロワークとモブワーク

担当したタスクに単独で集中して成果を出していく「ソロワーク」しかやったことがない私は、モブプロやモブワークに実体験がなく、頭では目的やメリットを理解しつつも、うまくやる知恵が足らない。(やってみればいいんだけどね)

ソロワークとボブワークそれぞれに、向き不向きがあるって事。 そこで両方を織り交ぜたハイブリッドな運用で、フロー効率とリソース効率のバランスを取って行こうぜ、というアイデアに注目したい。

うむ

モブかソロ、どちらで取り組むかを最初に宣言することが大事(ソコがScrumらしさかと感じた)。 そして、モブで取り組んでいることが単純作業などのソロ向きに移行した時に、ソロに移行したことを宣言し、残りのリソースは別のタスクに着手する。ソロが完了したとき、モブに合流するという流れもある。

モブワークとソロワークは、柔軟に使い分ければよい でも、いま取り組んでいることがどっちなのかを共有しないと、デメリットが出てきてしまうだろう

面白いなぁ

実践!勝手に育つチームの作り方

自律したチームとなるには、どこまで権限があるのかを明確にしておく必要がある。 実際に「デリゲーションポーカー」を体験して、認識を合わせ、未来像まで描くことが出来た面白い体験

参考スライド

チームを強くする

必要なスキルに対して、チームメンバーの現状のスキルレベルを明らかにする。そこから、成長すべき方向や採用計画を明らかにする。

デリゲーションポーカー

権限を委譲するレベルを段階に分けて。マネージャーの期待値とメンバーの希望を話し合い、両社で決定する。 そして、将来はどういう状態が望ましいかを共有し、方向性を共有する。

うむ

意思決定のあり方について「責任と権限の委譲」の課題は、なかなか進捗しない、あるあるだ。

「デリゲーションポーカー」ってのを初めて知ったが、ワークショップで良い体験ができたことは、むっちゃ楽しかった。

権限移譲は Baseconnect でもよく話題になる課題。 それを明快に表現できる手法なので、ぜひやってみたい。

本編は懇親会にあり

会場に足を運んでみると、セッションの内容はオンライン... 確かに熱量やムードを感じ、パワーを受け取ることができるのだけど...

と、おもいきや、オマケと思っていた懇親会では、「濃い面々」の興味深い話が... 「スクラム、良さそうだからやってみたくて」なんて漏らそうもんなら、嵐の禅問答が!

勉強不足でしたぁ

Scrum とは何なのだ?

面白いことに、スクラムを知る人ほど、この問いで遠目になる。 それはどういう事象なんだろうと思案していると、散歩中にふとシナプスが繋がった。

私はデザインを学んだが、「デザインとは何ですか?」という問いに似ているんだろう。しかし未だに、デザインの本質を射抜く言葉は持ち合わせていない。そして、デザインを知れば、良いプロダクトが生み出せるというわけでもない。あえて、デザインは何かと言えば、それを探し続けるマインドそのものなのかもしれない。

チームメンバーの成長に期待するから、ScrumというKATAを学ぶのだ

Scrumは、近代的な開発手法、あるいはフレームワークだと思っていたが、実は、チーム自身が成長するための鍛錬でありKATA(型)なのである。